故郷へ
コロナのせいで3年間、故郷には帰っていなかった。
今回拠所ない用事で行ってきた。
東京よりは北なので紅葉がきれいだった。
ながい山並みと長いトンネルをくぐり抜けてまだ雪国ではなかったが。
時刻表も見ずに、来た新幹線に乗ったら臨時列車だったらしく目的地につく時間がわからず挙句の果てには途中で後から来た新幹線に追い抜かれてしまった。
目的の駅は工事中でいつもと違う改札を出て迷子の浦島太郎になってしまった。
お義兄さんが迎えに来てくれて姉の嫁ぎ先に、図々しくも「私、ここを実家にする」と私が宣言した家である。
お義兄さんが心広い人なので(もっとも、姉が嫁ぎ先に尽くして来たからだけど)快く迎えてもらえる。
その家はまるで植物園かと思ってしまう。今は庭木が紅葉してきれいだった。
買い物の途中で見た景色はさすが農村。稲刈りが終わって遠くに長~い雲が青空の下。
本当の実家では庭の木の実をもらった。
カリンと柚子とキウイ。
甥が若くもないのだけど脚立と屋根に登ってたくさん採ってくれた。
さあこれは「はちみつカリン」と「柚子茶」になるはず。キウイはとても硬くてまだまだ食べられないというけど木になっている状態が珍しかったので取ってもらった。チョット欲張ったな。
青空の下の柿は誰も採らないらしい
近所はほとんどの家の庭には紅葉した木があった。